歯界展望2018年3月号

虫歯を治すなら、虫歯が最も再発しにくい方法と材料で治したいですよね。少なくとも、私はそう考えています。

発行部数2万5千部の大手歯科専門誌「歯界展望」に、そんな思いを込めた記事を、3ヵ月連載していただくことになりました。

歯界展望 131巻3号【新連載】金修復の意義を再考する 1

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ゴールドを使った治療法は、歯科材料が発達した現在においても、最も長持ちする可能性が高い治療にもかかわらず、本気で取り組んでいる先生はわずかです。また、ゴールドを使った治療テクニックを、色々な先生が提唱していますが、その中でも1番成績が良い治療法は、アメリカ留学中に出合い、学ぶことができた、タッカー先生が開発した虫歯治療です。

タッカーテクニックに関する詳細は、タッカースタディクラブのホームページをご覧下さい。

それほど良い治療だから、歯医者さんは自分の口にはゴールドを入れます。しかし、なぜ患者さんには、あまりすすめないのか。
いくつかの理由があると思います、

  1. ゴールド(金)を使った治療は難しく、習得に時間とお金がかかること
  2. ゴールド(金)を使った治療を学ぶ場所が、ほとんどないこと
  3. ゴールド(金)を敬遠する患者さんが増えてきたこと(勉強しない理由としては最も良い理由です…)

他の材料で、ゴールドを超える治療が出るまでは、歯を残したい患者さんにとっての第1選択となるでしょう。また、ゴールドを取り扱う技術は、セラミック修復にも応用することができます。

ゴールドだけでなく、セラミックスが割れてしまうような方も、是非ご相談ください。
私の技術と知識が、ひとりでも多くの方の役に立つことが、歯科医師としての生きがいです!