再治療を減らしたい方へ
詰めものが外れたり、その中で虫歯が再発していたり、歯ぐきが腫れやすかったり、お口の中の病気は再発しやすいのが特徴です。なぜなら、その原因は、お口の中から取り除くことのできない常在菌や、日常的に避けられないお食事を噛む力、そして、夜間や日中の歯ぎしり、食いしばりといった力などによることが多いからです。
しかし、あきらめる必要はありません。歯科医療も日進月歩で進化してきており、様々な研究の結果、常在菌や力への対策を適切に行うことで、歯の寿命を延ばせることがわかっています。様々なアプローチがありますが、問題が起きた原因を把握し、患者さんひとり一人に合わせた適切な処置を選択するように心がけています。
術前のケア + 質の高い治療 + 健康維持のメンテナンス
この3つが、再治療を減らすためのキーポイントとなりますが、一つだけではなく、全てを一貫して丁寧に行うことが、再治療を減らし、お口の機能をできるだけ長く維持するために大切です。

病気を知る
現在の日本では、虫歯、歯周病、歯の破折が、お口の機能を失う大きな原因となっています。再治療を減らすための出発点は、現在のお口の状態と、問題が起きた背景を知ることです。
どのような問題があり、どの程度進行しているのか。なぜその問題が起きたのか。今後、何がリスクになるのか。お口全体を診査し、状態や原因を把握することで、必要な術前ケアや治療、その後の管理方法を検討できるようになります。
検査後には、各個人の状況に応じて説明の時間を設けていますが、関連するページより当院の病気に対する考え方を事前に知ることができます。
関連するページ
治療を始める前に
質の高い治療を行うためには、治療前にお口の環境を整えることが大切です。
例えば、歯石が付着していたり、歯ぐきに炎症があったりする場合には、歯石を取り除き、炎症を落ち着かせます。
虫歯ができやすい状態にある場合には、その原因を確認し、新たな問題が起こりにくい環境を整えます。
遠回りに感じられるかもしれませんが、術前ケアは治療の精度を高め、その後の長期的な安定を目指すために大切な過程です。

お口の機能を維持するための治療
術前ケアによってお口の環境を整えても、治療そのものの質が十分でなければ、再治療が必要になる可能性が高まってしまいます。
当院では、予防処置を基本として、必要最低限の治療を行うことを原則としていますが、病状が進行していく場合や、すでに病気が進んでしまっている場合は、処置を行うことで、その歯をより長く機能させられるよう検討します。
治療方法には、それぞれ特徴と限界があります。現在のお口の状態や将来の見通しをお伝えしながら、患者さんと一緒に治療方針を考えていきます。
質の高い治療という選択肢
私たちは、質の高い治療とは、単に高価な材料を使うことではないと考えています。必要な時間を確保し、丁寧に治療すること。そして、その時間を治療の精度につなげられる知識と技術があること。つまり、時間と技術の両方を合わせた結果に得られるものです。
当院では、長年にわたり適合性と長期予後を追求してきたタッカースタディクラブの考え方を診療に取り入れ、継続的に知識と技術を磨いています。また、歯科医師と技工士が同じ考え方を共有し、連携しながら治療の精度を追求しています。
私たちが考える質の高い治療は、
十分な知識と技術を持つ歯科医師・技工士
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必要十分な診療時間
によって成り立ちます。当院では、自費診療を単なる材料の違いではなく、このような診療を実現するための選択肢として位置づけています。
関連する治療
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適合性と耐久性を重視した修復治療 - コンポジットレジン修復
健康な歯をできるだけ残すことを目指す修復治療 - 根管治療
歯の神経や根に問題が起きた場合の治療 - 歯を失った場合の回復
失われた口腔機能を補うための治療

長く維持するために
質の高い治療を選ぶことは、それだけで長期的にトラブルが起きにくくするために必要です。しかし、治療後に時間が経過すれば、お口の状態や生活習慣、噛み合わせなどは変化します。
当院では、質の高い治療と同じくらい、術後の良い状態を維持するメンテナンスに力を入れています。
メインテナンスでは、お口全体の状態を継続的に確認し、病気の再発リスクを抑るとともに、新たな問題にもできるだけ早い段階で対応できるようにします。
術前ケアで治療の条件を整え、質の高い治療を行い、メンテナンスでその状態を維持する。
このすべてを継続することで、再治療を減らし、お口の機能をできるだけ長く維持することを目指します。

