タッカースタディクラブが開催されました。
この学会で取り扱う治療は、「ゴールド(金)」を使った虫歯治療。白い詰めものが発達してきた現在においても、いまだゴールドより長持ちする治療は確立していません。
しかし、ゴールドは、上手な先生が行えば40年以上持つかも知れないし、普通の先生が行えば、10年で使えなくなるかも知れない、歯科医師の技術にとても依存する治療法です。
このタッカースタディクラブは、最も長持ちするゴールドの治療法を確立した、Dr.リチャード・タッカーのやり方を身につけるのが最終目標であり、私が継続している、技術力を向上させ続けるための勉強会です。
目指せ、ゴッドハンド!
2011年に日本支部を立ち上げ、今年で6年目になります。年に2回、アメリカ・カナダのタッカーアカデミー指導医を招き、指導医の元、実際の患者さんの治療を通して、本当の歯科医療を学んでいます。
ちょうちょ結びを、他人に教えるときは、どのように教えますか?
隣に行って、手取り足取り、一緒に結び方を教えてあげるのが、1番簡単ですね。
技術を、文字だけで教えるのは、とても難しいことですし、恐らく本質が伝わらないかも知れません。
今回の指導医は、カナダ、バンクーバーから、Dr. マーガレット・ウェブ。私の友人であるだけでなく、ブリティッシュコロンビア大学の講師、臨床医であり、カナダ歯科医師国家試験の試験委員でもあります。 旦那さんの、ゴードンと一緒に来日してくれました!
当初、4人で始めた勉強会も、段々と人数が増えてきました!
日本の歯科の品質を向上させるなら、ゴールドを上手に扱える先生が日本にも必要です。そのような先生が1人でも増えるよう、教育に力を入れています。
タッカースタディクラブホームページ
http://arvtsc-jp.net/