虫歯治療の考え方

当院の虫歯治療は、「削ること」よりも、“これから先の人生で再治療をできるだけ少なくすること”が大切です。虫歯は、細菌や糖、時間、唾液の量、磨き残し、歯ぎしりなど、さまざまな要因が重なって進行する病気です。お口の中では、歯が溶ける「脱灰」と、唾液やフッ素で元に戻る「再石灰化」が毎日くり返されており、このバランスが崩れたときに虫歯が進みます。

そのため当院では、まず「なぜそのバランスが崩れたのか」を丁寧に診断し、環境を整えたうえで、必要最小限の処置を選びます。治療は「感染した部分を取り除く → 神経を守る → 修復する」という順に進みますが、同じくらい大切なのが、治療後に再発しにくい状態をつくることです。清掃状態や食習慣、唾液、力のかかり方などを一緒に確認し、歯が長く安定して使えるようサポートしていきます。

当院のアプローチを下にまとめていますので、必要に応じて読み進めてください。各タイトルをタップまたはクリックで開きます。

虫歯を正しく理解するために

虫歯ができる理由と進行の仕組み

診断と治療の判断基準

原因へのアプローチ(リスクに基づく環境づくり)

感染部位の除去(必要最小限の処置)

神経を守る処置

修復処置(形態と機能の回復)

治療後のメンテナンスと再発予防

治療が終わったあとも、歯が長く安定して機能するためには、虫歯が再発しにくい環境を維持することが欠かせません。虫歯は多因子性の病気であるため、治療が成功しても、その後の環境が整っていなければ再発する可能性があります。治療後のメンテナンスが、修復後の耐用年数を決めるとも言えます。