今後の日本の歯科医療をリードする先生方が集まる、Wonwokミーティングにて、ゴールド治療の講演をさせていただきました。

歯科医師は、多くの患者さんを診る中で、何となく知っています、「ゴールドは長持ちする治療法だ」と。なぜなら年輩の患者さんの口の中には、何十年と機能し続けている金のつめものを良く見るからです。

およそ50年前は、歯科治療で世界で最も多くゴールドを使う国は日本でした。また、日本人の技術力、こだわりゆえ、とても質の良いゴールド治療が日々行われており、海外の先生方も感心している時代がありました。しかしながら、保険制度の導入など、様々な変化があり、日本では、正しいゴールド治療は現代まで受け継がれませんでした。

そのため、現在40代以下の先生は、ゴールドは長持ちする治療っぽい、と言うのは知っているけど、どうやって使うと長持ちするのかを、詳しく知っている人はほとんどいません。

私の使命は、「最高品質の虫歯治療は、こういうものである。」と言うひとつの例を提示し続けることで、若い歯科医師のモチベーションをあげ、日本の歯科医療全体のレベルアップを推し進めることだと思っています!