12月19日より初診の受付を再開いたしました。
2ヶ月程度先まで予約が混雑しておりますため、
現在、2026年2月1日~末日 の初診予約を受け付けています。
2026年3月分の初診予約は、2026年1月9日(金) 9時30分より承ります。
2ヶ月後であっても、空きのある日時は限られており、特に土曜日は新規の予約を承ることが困難です。
混雑状況に関してご理解のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
初診検査後から診療開始までの間に、治療計画の説明・治療方針のご相談を行います。
このページに記載してある初診の流れをよくお読みいただき、初診のご予約を希望される方は、お電話にてご連絡ください。
電話: 03-6913-3517
受付時間: 9:30~13:00 / 14:00~17:30
※ 初めての来院時は、予診票・診療申込書の記入をお願いしておりますが、もしご自宅等での事前記入をご希望の方は、下の書類をA4に印刷していただきご利用いただけます。
Shimizu Dental Clinicへの受診を検討中の方へ
当院をご検討いただきありがとうございます。
「Shimizu Dental Clinic (清水デンタルクリニック)」は、患者さんと良好な信頼関係のもと、再発しやすいお口の病気をできるだけ安定させ、ご自身の歯を残すことで、お口の健康を長期にわたり維持することを最も大切にしています。
最初は、現在気になることをお伺いした後、必要な検査によって現状の把握をいたします。2回目の来院時に現在の状況、将来のリスク、また、現在進行中の病気があれば、その原因と再発予防、実際の治療内容に関しての説明をさせていただきます。そして、患者さん個人の気持ちや考え方と当院の方針のすり合わせをします。実際の処置は3回目以降から行います。
保険診療や保険外診療、治療をしない場合等も含めた、多くの選択肢から治療方針を決定します。治療を受ける、受けないの決定権は患者さんにありますが、ご自身で決めるのが難しい場合には、「自分ならどうするか」「自分の家族ならどうするか」といったアドバイスをお伝えします。抜きましょう、削りましょうと、こちらから治療を押しつけたり、無言で治療を開始することはありません。
体表のキズや風邪とは違う、歯科の病気に対する考え方をご理解いただるならば、お口の健康を真剣に考えているみなさまにとって当院が最良の歯科医院となり得るかも知れません。
また、すでに歯が悪くなってしまっている方も心配ありません。きちんと良い状態にリセットして、お口の中を安定した状態に戻すことが何より大切です。通院は大変かも知れませんが、心のケアも含めて当院が全力で応援します。
応急処置型の歯科治療
穴があいた、取れた、痛む
↓
埋める、痛みを止める、とりあえず応急処置
↓
原因を取り除けていないので、数年で再び穴があく、痛む
↓
治療を繰り返し、将来抜歯となってしまうリスクが高い
Shimizu Dental Clinic が提案する、リスク低減型の歯科治療
穴があいた、取れた、痛む
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検査をして原因を追求
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悪くなった原因を減らし、精度の高い治療で処置
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メインテナンスで再発を抑えて、できるだけご自分の歯を長く残す
海外の歯科先進国では、リスク低減型の歯科治療でお口の病気を減らし、歯を残すことに成功しました。その現実をふまえ、本当の意味で歯を残せる予防医療・歯科医療が日本でも広まってほしいと、真剣に考えています。
診療の流れ
1日目(約1時間)
カウンセリング

予診票をご記入いただいた後は診療室にご案内し、現在のお口の状態やお悩み、また全身の症状などをお伺いします。
最初は、血圧や全身状態などの堅苦しい話から始まりますが、その後は「痛くない方が良い」「通院回数を減らしたい」など、みなさまのご希望も伺います。些細なことでも、お気軽にお話しください。患者さんと歯科医師・衛生士が、病気を治すために、お互いに言いたいことを自由に言える信頼関係が何より大切です。
検査

専門的なトレーニングを受けた歯科医師と歯科衛生士が視診し、検査を行います。虫歯や歯周病、歯根の病巣、食いしばり、歯ぎしり、口腔粘膜などをチェックし、口腔内写真も撮影するほか、デジタルレントゲンを用いた噛み合わせや顎関節症の診断も行います。また、必要に応じて歯の模型製作を行うこともあります。
2日目(約1時間)
検査結果の共有と治療計画立案

検査結果を分かりやすく印刷した資料、レントゲン、写真などを用いて、初回に行った検査結果とお口の現状をお伝えします。患者さん個人の考え方や気持ちを伺い、今後のリスク低減、治療方針についてご相談させていただきます。
治療が必要な状況において、保険の診療内容より保険外の治療法が良い結果となる可能性が高い場合は、あわせてご提案いたします。
精密検査

初回検査の結果、必要と判断される場合のみ、追加の精密検査を行います。歯科用CTによる3D画像解析や高解像度のデジタルレントゲン撮影、また、虫歯・歯周病リスク判定が可能な唾液検査などを実施する場合があります。
3日目以降
治療の前準備(病気になるリスクの低減、歯面の清掃)

虫歯、歯周病といった歯を失う病気になりやすい生活習慣や歯磨きの習慣を見つけ出し、必要に応じて改善できるようアドバイスを行います。また、スケーラーという専用の器具を使って歯に付着した歯石を除去します。
歯石やプラークが付着した状態で歯の治療をすると、精度は必ず落ちます。お口の環境を改善してから、本格的な治療に入ることが、とても大切です。
この段階で、将来のリスクを低減することが、一連の治療計画の中で最も重要となります。
歯の治療

プラークコントロール、生活習慣が改善し、全ての“土台”となる歯ぐきを健康な状態にしてから虫歯の治療に入ります。当院は、歯へのダメージを最小限に抑える「MI(ミニマルインターベンション/低侵襲治療)」の考えに基づいて治療を行っています。
比較的虫歯が小さい場合は、原則として予防処置を行い、今後進行するかどうかを見守ります。すでに虫歯が進行してしまっている場合は、虫歯部分だけを取り除いて小さく修復する方法から選びます。もし大きく治す場合には、耐久性の高い素材を使った10年単位で長持ちする治療をご提案します。
(病状に応じて対応しますが、実際の歯の治療開始は通常4日目以降となります。)
失った歯の機能回復

歯を失ってしまった場合は、残っている歯を治したのち、入れ歯やインプラントといった、歯の機能を回復するための治療に入ります。
メインテナンス

ひと通りの治療が完了したら、そこがお口の健康を維持する新たなスタートです。
リスクの低い状態を長期的に維持するため、病気の重症化予防のため、患者さんには定期的な通院を推奨しています。治療後のメインテナンスとして、PMTC(プロによる歯のクリーニング)や歯周ポケットの検査、フッ素塗布、噛み合わせチェックなどを行い、健康な歯を長く保っていただくお手伝いをいたします。
