究極の虫歯治療を追求している、タッカーアカデミーの年次総会。
ここに参列している方は、アメリカ・カナダ・ドイツの歯科医学をリードする先生達ばかり。大学の教授や、その他学会の元会長、次期会長候補、大学学術プログラムのリーダーなど。また、高いレベルの治療を目指している、私のような一般の開業医の先生方も多く含まれています。
年次総会では、晩餐会がハイライトです。
大学側からの情報を発信し、一般開業医からの情報を発信し、お互いに足りないところを補い合い、お互いにその立場を尊敬し合い、患者さんにとってベストな治療は何かを、深夜まで止めることなく語り合います。
私からは、日本へ来てくれた指導医に対する感謝を主に述べさせてもらいました。
タッカーアカデミーの指導医は謙虚で自らを誇張することはしません。しかし、技術や知識、他人に対する思いやりは、誰よりも優れています。また、講師料をもらわない先生もいるうえ、エコノミークラスに乗って日本へ来てくれます。
一方で、”歯を白くすること”に重きを置いている海外の先生方は、ビジネスクラス、1日の講師料100万円以上を当たり前のように請求する先生もいると聞きます。
そのような実例の通り、タッカーアカデミーの先生方は、人を幸せにすることが生きがいの先生達の集まりです。私も、そのような歯科医師の生き方に憧れて、この学会に所属しています。
当院にいらしていただいている患者さんには、それに気付いている方も多くいらっしゃるように思います。
院長
清水 雄一郎