2月に発表された学術論文で、歯ぐきの腫れ(歯周病の重症度)と、新型コロナウイルスの重症度に強い関連性があることが示されました。Association between periodontitis and severity of COVID‐19 infection: A case–control study – Marouf – – Journal of Clinical Periodontology – Wiley Online Library
お口の中をキレイにしておくことが、新型コロナウイルス重症化予防につながります。
これは前から言われてきたことではありますが、きちんとデータとして示されたことは、とても意義のあることだと思います。
また、日本では、歯科医療スタッフ→患者さんへの、新型コロナウイルス感染は、まだ報告がありません。
感染が日本よりも深刻な、ドイツ・アメリカ・カナダにおいても、適切なコロナ対策のもと歯科治療を継続しています。
世界各国でも、歯科治療を通して新型コロナウイルスに感染するリスクは極めて低いものと、認識されています。
このように、歯科治療における感染リスクは極めて低いと考えますが、通院には外出が必要になります。
最終的に来院するかどうかは、患者さんご自身の判断にゆだねることになります。
当院では開業以来、患者さんの考えを最も大切にしていますので、不安なことがあれば遠慮なくご連絡ください。
新型コロナウイルス感染予防対策として
患者さんへのお願い
・来院時の手指消毒(アルコールが合わないな方は手洗い)
・来院時の検温
・治療時以外のマスク着用
・体調不良時の積極的な予約変更
診療室は全て個室ですので、他の患者さんの飛沫が来ることは少ないと考えています。
窓のある部屋は、少し開けて換気を行っています。
当院スタッフには
通常の、滅菌、消毒業務に加え、
・新型コロナウイルス感染症に対する予防、消毒方法の教育、実践
・常時、マスク着用
・ゴーグル、フェイスシールド等のアイプロテクターの使用
・体調不良時の積極的な欠勤
を指導しています。