当院では、新型コロナウイルスに対する非常事態宣言を受け、1人でも多くの日本国民の命を守るため、感染拡大予防に努めています。
院内感染予防に関しては、日本のガイドラインだけでなく、アメリカ、カナダ、ドイツの友人歯科医師と連絡を取り合い、各国で実際に出されている感染予防のガイドラインも参考にしています。そのため、日本基準より厳格に対応している部分もありますが、他国で実践している予防法で医学的根拠があるものは、患者さん、当院スタッフのためになると考え、取り入れています。
4月15日追記:
歯科医師会から患者さんへのお願い
https://www.jda.or.jp/corona/pdf/20200413.pdf
診療制限、予約変更について
感染拡大防止のため、急を要する診療かつ飛沫の出ない診療に限定しています。
また、少ないスタッフで診療を行いますので、予約日時の変更をお願いする場合がございます。具体的には、
- 痛み・腫れの応急処置
- 治療後・手術後の処置
- 型どりしたつめもの、かぶせ物の装着
- その他、日常生活に支障を来す場合
数ヶ月そのままでも歯の寿命に影響を与えないと判断される病状、処置に関しては、5月以降へ予約の変更をお願いいたします。
ご予約のある方全員に電話連絡をしていますが、電話番号の間違いや変更等でつながらない方が数名いらっしゃいます。
来院されましても、診療内容によっては当日受付で予約の変更をお願いいたしますので、ご了承ください。
もし、4月中に予約があるけれど、当院からの連絡がない方は、自発的に連絡していただけますようお願いいたします。
日常業務とは異なる、多数の電話連絡や診療中の感染リスクにより、スタッフのストレスは高い状況です。多くの方のご理解、ご協力のほど、重ねてお願い申し上げます。
院内感染予防、地域での感染拡大予防について
歯科治療は、唾液や唾液飛沫への接触機会がとても多いため、感染リスクの高い職業とされています。新型コロナウイルスの特徴である「8割の人は感染しても症状が出ない」ということを考慮し、通常のスタンダードプリコーション(=標準予防策=全員が感染しているかも知れないと言う前提で感染予防を行うこと)に加え、下に記す、特別対策、飛沫感染予防対策を行っています。
- 診療室の窓開けを行っています。当日の外気温によっては室温が低くなりますので、暖かい格好をしてお越し下さい。
- 患者さん全員に、来院直後の手洗いと検温を実施しています。
- 患者さん全員に、診療室入室後のうがいをお願いしています。
- 担当ドクター・アシスタント・受付スタッフは、診療時間中はマスクを着けたままで処置・対応を行います。
- 歯を削る処置では、歯科医師がフェイスシールドを装着いたします。そのため、治療は型どりしたものの装着、手術後の抜糸、睡眠・食事に支障を来す強いお痛みがある場合、ゴルフボール大より大きな腫れがある場合等に限らせていただきます。
- 急を要する処置であっても患者さんの体調が優れない場合は、治療の延期をお願いする場合もございます。
診療時間の短縮について
スタッフの通勤中の感染リスクを減らすため、診療時間を変更し、時差通勤を行っています。診療時間は、日々異なりますので、当ホームページで毎日情報を更新いたします。
新型コロナウイルスから1人でも多くの命を救うため、来院される患者さんには、様々なご協力をお願いすることになりますが、ご理解いただきますようお願いいたします。